目立ちにくいマウスピース型矯正装置
(インビザライン)
当院では目立ちにくい矯正治療の1つとして、マウスピース型矯正装置(インビザライン)を導入しております。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は患者様の不正咬合を治療するにあたたり、ひとりひとりの治療計画にあったマウスピースを作成し、歯並びを治していく矯正治療です。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は適応症例が限られておりますので、矯正担当医のカウンセリングをしっかり受けてから治療にあたりましょう。
※矯正歯科治療は公的医療保険適用外の自費(自由)診療となります。
※矯正治療の治療期間の目安は約24~30か月、通院回数24~30回です。

私が矯正治療を担当します!
矯正治療は、見た目の歯並びを改善するのはもちろんのこと、咬みあわせを良くする事で、虫歯・歯周病予防、ひいては健康増進につながります。
当院ではワイヤー矯正からマウスピース型矯正装置(インビザライン)まで様々な矯正装置と検査機器、分析ソフトを基に患者様のTPOに沿ってご提案し、またそれぞれの装置のメリット・デメリットをしっかりご説明した上で、患者様ご本人と共に装置を決定して参ります。
矯正を行うことは精神的にも期間的にも金銭的にも、決して簡単な事ではありません。
だからこそ、とても大事な事なので、疑問に感じることがあれば、どんなことでも是非お気軽にご相談ください。皆様が納得し、安心して受けられる治療をご提供する事をお約束致します。
当院では歯に優しいやわらかい矯正ワイヤーを使用しており、健全な歯のまま従来よりも短期間で、綺麗な歯並びが実現します。

当院が使用するマウスピース型矯正装置(インビザライン)
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、マウスピース型矯正歯科装置を使用して歯並びを矯正するシステムです。
高い弾性を持つアライナー素材は、より持続的な歯牙移動のコントロールを高めることができ、「すきっ歯」「出っ歯」「デコボコの歯並び(乱ぐい歯)」「下顎前突(受け口)」「開咬」など前歯だけでなく奥歯の矯正治療も行え、目立ちにくく取り外しが可能なため、いつでも簡単に歯のお手入れができ、口腔内を健康な状態に保つことができます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)は、歯科矯正理論と米国アライン・テクノロジー社独自の3次元画像化技術やCAD/CAM(光造形)等の技術を融合させた歯科矯正治療システムです。

マウスピース型矯正装置(インビザライン)の特徴
1.取り外しができて衛生的

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は取り外し可能な為、従来型の矯正装置のようにプラークが沈着することがなく、歯や歯周組織を健康に保つことができます。また、マウスピース型矯正装置は歯ブラシで簡単に洗浄することができ、とても衛生的です。
2.透明で目立ちにくく、話しやすい

矯正治療をしたくても見た目が気になるという方には、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は薄く透明で目立ちにくい装置ですので最適です。自分からマウスピース型矯正装置(インビザライン)をつけていると伝えない限り、周りには気付かれないという方も多くいます。
3.食べたい物がたべられる

従来型の矯正装置は、ホウレン草などの葉物は絡まりやすく、餅のような粘着性のあるものはくっ付きやすいため、わずらわしさがありましたが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は取り外しが可能ですので、普段と変わらず食事を楽しむことができ、非常に快適です。
4.治療を受ける年齢制限がない

年齢等で矯正治療をあきらめている患者様がいらっしゃいますが、マウスピース型矯正装置(インビザライン)は年齢問わず治療ができます。お子様から50歳以上の方、主婦の方もたくさんはじめられています。
5.痛みがほとんど無い

マウスピース型矯正装置(インビザライン)は従来型の矯正装置よりも痛みが少ないです。その理由として過度な力が歯にかかりにくいこと、そしてワイヤー・ブラケットを使用しないので、粘膜に当たる痛みや刺さる痛みは無く、口内炎ができることはほとんどありません。
6.金属アレルギーも解消

マウスピース型矯正装置(インビザライン)はプラスチック製なので、金属アレルギーを引き起こす心配がありません。金属アレルギーで矯正治療を断念した方も、安心して治療を受けていただけます。
マウスピース型矯正装置(インビザライン)の適用症例
マウスピース型矯正装置(インビザライン)はすべての症例に適応するわけではありません。特に重度の不正咬合には適してなく、軽度の不正咬合に適応する治療法です。
適応する症例は以下になります。
- 軽度の叢生・乱ぐい歯
- すきっ歯
- 軽度な出っ歯
- 矯正治療後の後戻り防止
マウスピース型矯正装置
(インビザライン)について
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けていない未承認医薬品です。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)はインビザライン社の製品であり、インビザライン社を介して入手しています。
- 国内にもマウスピース型矯正装置として医薬品医療機器等法(薬機法)の承認を受けているものは複数存在します。
- マウスピース型矯正装置(インビザライン)は1998年にFDA(米国食品医薬品局)により医療機器として認証を受けています。
- マウスピース型矯正歯科装置(インビサライン)は完成物薬機法対象外の矯正歯科装置であり、承認薬品を対象とする医薬品副作用被害救済制度の対象外となる場合があります。
矯正歯科治療の一般的なリスク・副作用
- 治療期間は個人差が出る場合があります。
- 矯正治療は歯を支える骨の代謝をコントロールして歯を移動させます。
そのため、治療の初期(1週間程度)には顎の部分に痛み、熱感、倦怠感などを生じ、食事がしにくくなることがありますが、だんだんと軽くなります。痛みの程度には個人差があります。 - 矯正治療による歯根吸収(歯根が短くなること)が生じる場合があります。
- 矯正装置による歯肉退縮(はぐきが下がること)が生じる場合があります。
歯茎が下がると、歯が長く見えたり、歯と歯の間に隙間が出てきて黒く見えることがあります。 - 矯正装置による口内炎が生じる場合があります。
- 矯正装置により歯磨きがしにくくなり、虫歯および歯周病になるリスクがあります。
- 痛み止めなどの薬の服用は、歯の移動を阻害することがあります。
- 歯周病や根の先に感染症があると、悪化することがあります。
- 顎関節症があると、悪化することがあります。
- 骨や内分泌系の疾患があると、治療期間が延びる可能性があります。
- 本人に取り外していただく装置を使用することがあります。
医師の指示通りに使用しない場合には歯並びの改善が困難になることがあります。 - 治療後のリテーナーの仕様が不十分な場合、歯列が後戻りすることがあります。
- 治療後には中、長期的に見て生理的な変化があります。
これは、矯正治療の後戻りとは異なり、新たに獲得した噛み合わせび自然な変化です。
矯正治療を行わない人にも必ず噛み合わせの変化は起こります。 - 遺伝性、骨格性の不正咬合の場合には、個々の成長能力により症状が再発することもあります。